部活と勉強どっちが大事?両立のために知っておきたいポイント
公開日:2023/10/15 最終更新日:2023/06/15
中学校に進学すると勉強も小学校のころに比べて科目も増え難しくなってきますが、さらに部活にもはいって部活に費やす時間も非常に増えてきます。部活と勉強、どちらを優先したらよいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。ここでは、勉強の部活のどちらを大事にすべきか、また両立させるために知っておきたいポイントをご紹介します。
部活と勉強どっちが大事?
冒頭にも述べたとおり、中学校に進学して部活と勉強どちらも忙しく、どちらを優先してよいかわからないという方もいらっしゃると思います。友人と同じ目標に向かって頑張っていく、経験を積むという意味で、部活を優先して勉強は受験勉強だけを頑張ればよいという考え方もあると思いますが、本当に部活を優先しても大丈夫でしょうか。
結論からいうと、部活よりも勉強を優先すべきであると考えらます。部活は中学だけではなく、高校や大学でも取り組むことができますが、中学校の勉強は、これから先の基礎となる知識です。
また、これらの習得には膨大な時間が必要になり、集中して取り組む必要があることから、まずは勉強を優先すべきです。部活での取り組みを通じて、プロになるという将来像もないことはないですが、それは非常に狭き門であり、誰にでも開かれている将来ではありません。
そう考えると、部活と勉強どちらを優先すべきが悩むようであれば、勉強を優先する方が、将来のキャリアパスを拡げることができるといえます。もちろん、勉強よりも部活を優先したいと考える方もいます。また、部活で得た経験というのは、将来役立つこともたくさんあります。
チームワークやリーダーシップなど、勉強だけでは身につかない能力も高めることができます。そのため、結局のところは、部活と勉強のバランスをとることが大切になってくるのです。
両立するためのポイント
それでは部活と勉強を両立するためには、どのようなことに気をつけていけばよいでしょうか。まず、部活と勉強のバランスとして、勉強7割、部活3割を意識してみることをおすすめします。なぜなら、平日の学校での時間の使い方を考えると、9時間ぐらいの学校の時間のうち、約2時間、すなわち3割ほどが部活の時間になっているからです。
この割合を休日にもあてはめようとすると、休日に2時間ぐらい部活をするのであれば、勉強を6時間ぐらいは行うというバランスになります。当然、この割合を厳密に守る必要はありませんが、休日であっても勉強を少なくとも6時間程度を目安にしてください。
まず学校以外の自主勉強時間は、毎日少なくとも1時間はとるようにしましょう。これは、学校の宿題を行う時間であると捉えます。学校の宿題は、多くの科目から幅広く課題が出されるので、これらは完璧に終わらせるようにすることが大切です。
とえ、部活の試合前など部活動の時間が長くなってしまったとしても、1時間の自主勉強時間は確保することが大切です。また、部活の自主練については、曜日と時間を決めて行うようにしましょう。気分によって練習する時間を変えてしまうと、勉強の計画がたてられなくなってしまいますし、勉強の逃げ道に自主練を使ってしまうようになります。
最後に、定期テストがスタートする2週間前からは、毎日2~3時間の勉強時間を確保することも心がけてください。以前に比べて勉強する範囲が格段に増えているので、十分な時間をとって定期テストに向けた勉強を行う必要があります。
塾や家庭教師を利用するのもおすすめ
こういった部活と勉強のバランスをとるためには、決まった時間に勉強を行うクセをつけることが大切です。こうした勉強を行うクセをつけるという意味では、塾や家庭教師を利用するというのも一手です。塾や家庭教師を利用すると、決まった時間に勉強を行うことができるので、勉強のリズムを自然と身につけることができます。
中学生が自分の意思で勉強を継続的に行うというのは、なかなか難しいものですので、こうした塾や家庭教師をうまく利用するとよいのではないでしょうか。
まとめ
さて、ここまで中学生にとって部活と勉強のどちらが大事か、またその両立のために知っておいてもらいたいポイントについて説明しました。将来のキャリアパスを拡げるという意味でも、中学校の勉強をしっかり身につけるということは重要ですが、一方で部活動を通じて得ることができる経験も必要です。
これらのバランスをいかに図っていくかが非常に大切です。また、勉強時間を確保し、その習慣をつけさせるという意味で、塾や家庭教師を利用すると、決まった時間に勉強するクセをつけることができます。なかなか勉強時間が確保しにくいという方は、ぜひ積極的に活用してみてください。